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童話の国イギリス―マザー・グースからハリー・ポッターまで

 童話の国イギリス―マザー・グースからハリー・ポッターまで

価格:¥ 882
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人気ランキング : 167,860位
定価 : ¥ 882
販売元 : 中央公論新社
発売日 : 2001-10

無価値な本

 ピーター・ラビット、ロビン・フッド、宝島、ハリー・ポッターなど、イギリスの22の児童文学を取り上げ、とりとめのない感想などを書き散らしたもの。
 著者はもちろん児童文学の専門家ではないから、深みのある考察などは期待できない。内容は自分が子どもの頃に読んだ思い出と、簡単なあらすじの紹介。イギリスの子どもがどのように児童文学を読んでいるか知ることが出来るのは貴重だが、とにかく、各所で無知をさらけ出すのがつらい。
 本書を書くため、数十年ぶりに読み返したり、初めて目を通した本も少なくないようで、ハリー・ポッターのブームに乗じたやっつけ本であるのは明らか。しかし、ハリー・ポッターについても、ほんの数ページ、だらだらと感想が述べられるだけで、意味のある批評はまったく行われていない。

イギリス人との感覚の違い

日本でも良く知られたマザーグース、ピーターラビット等からハリーポッターまで紹介しています。著者も告白しているが、大半は「要約版」を見ている可能性がある。例えば、原著ではガリバー旅行記はイギリス人を痛烈に批判しているが要約されたものからその毒々しい部分は子供向けにするために省略されているとの事でこのことから、原著を読みたくなるでしょう。
でも、「黄金詞華集」という私には聞いたことがないようなものが紹介され、その中のシェークスピアの一節は著者によると日本人にも平易だと書いているのですが、ちょっと自信がなくなってしまいました。まあ、シェークスピア研究者の言うことだからちょっと割り引いて見るべきです。
最後にハリーポッターについて絶賛しています。

幼い日のあの頃に

英文学というと少し堅苦しく聞こえてしまいますが、ここで紹介される英文学はマザーグース、ピーターラビット、ピーター・パン、ハリー・ポッターなど私たちにとっておなじみの物語ばかり。英国人の著者の視点から語られるのですが、さすが歴史の古いイギリスだけあって、原点も歴史に基づいたものが多いです。小さな頃親しんだ物語が、別の観点から読めるのもなかなか面白いですよ。これを読んだ後は、もう1度「不思議の国のアリス」や「ピーター・パン」が読みたくなってしまうかも!?


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このページの情報は
2006年4月16日22時3分
時点のものです。

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